コマンド行編集,ヒストリー,別名定義機能,ディレクトリ・スタックを付加
コマンド入力の省力化のため、MS-DOS に「コマンド行編集」「ヒストリー」「別名定義機能」および「ディレクトリ・スタック」を付加する常駐型のユーティリティです。
著名な「HISTORY」や「KI-SHELL」に比べると、機能は限定されていますが、メモリに常駐するサイズがきわめて小さいことが最大の特徴です。
使用するバッファの大きさを常駐時に指定でき、このサイズ +3.0K バイトが常駐する部分の大きさになります。
各種キーの操作は「HISTORY」や「KI-SHELL」に準拠しています。
種々のデバイスドライバや「常駐物」を組み込んで、メモリに余裕のなくなっている方には利用する価値があると思います。
作者名 :笹 哲彰 pcs18196(ASCIInet), NFD56842(PC-VAN)
サポートネット:ASCIInet, PC-VAN
<J3100版とPC−100版の相違点>
1行全部削除は、J3100版では [END]、PC-100版ではPC9801版と同じ [CLR] です。
入力されたTABの表示はJ3100版では右向きの三角を、PC-100版は半角の「→」文字である文字コード(0x1C)を表示していますが、PC9801版のように常に半角の「→」文字が表示されるわけではありません、多くの場合画面では半角の「 」文字と同じに見えるため区別できない場合があります。
またキーボードの再割当(エスケープシーケンスによる)を常駐時に行って、コマンド実行前後に再割当と標準状態の割当へとを繰り返し行っていますので、カーソルキーなどの特殊キーの再割当を行うようなソフトでは正常に動作しない可能性がありますのでご注意ください。