小規模ネットワーク環境でネットワークを監視する
[概要]
IP Star Gazer for Windows(以下、Start Gazer)は、小規模ネットワーク環境でネットワークを監視するツールです。監視は、監視対象のホストのネットワークアドレスに対して定期的にPing(icmp)コマンドを発行し、そのレスポンスを計測して、監視対象のホストが稼動しているか否かを判定します。
監視対象はINIフィル形式で書かれたMapファイルに定義されます。ツールでは、特に監視対象のホスト数に制限はありませんが、Pingを発行する時間間隔やそのレスポンスに対するタイムアウト、また処理の同時並行数を考えると、数百の監視対象が限界ではないかと思います。
[監視の原理]
監視対象のホストに対して、Pingコマンドを発行します。各監視対象ホスト毎に、Pingコマンドで送信するパケットの大きさや数、タイムアウト、再試行の回数を設定できます。
Pingコマンドを発行したが、指定されたタイムアウトまでに監視対象ホストからまったくレスポンスがない状態となった時、再試行回数で指定された回数だけPingコマンドの再発行を試みます。それでもレスポンスがまったくなかったときに、その監視対象ホストはDOWN(非稼動)と判定します。
監視対象ホストからレスポンスがあれば、UP(稼動)と判定します。
[監視以外の機能]
UPの場合、最短/最長/平均のターンアラウンドタイム(レスポンスが返ってくるまでに掛かった時間)を表示します。
また、監視対象ホストのステータスがUP/DOWNに変化したときをイベントとして捕らえ、各監視対象ホスト毎に定義されたイベントルールに従って、ダイアログの表示やコマンドの発行をすることができます。
Star Gazerで観測された事象は、メッセージの種類に応じてフィルターをかけてログ領域に表示します。またその情報はログファイルに書き込むこともできます。
ソフト名: | IP Star Gazer for Windows |
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動作OS: | Windows Vista/XP |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | Take&Hide |