IrDA非対応の一般的なモデムを、擬似的にIrDA対応の赤外線モデムにする
このソフトウェアはデスクトップPCに接続または内蔵されている一般的なアナログモデムをあたかも、NTTの赤外線公衆電話、ノキアの赤外線携帯電話、A3J Engineering Pegasus III、リンク・エボリューションIrGEARの様な、IrDA対応赤外線モデムに擬似的にしてしまうことができるWindowsMeタスクトレイ・アプリケーションであり、モデム・サーバーの様に振舞う。
このソフトを使えば、PalmOS/WindowsCE/Tipo/Zaurusなどの携帯端末でインターネットに接続する為に、わざわざ専用モデムの購入や、携帯電話の新規加入、又、携帯電話のダイアルアップ接続サービス新規加入の必要がなくなる。(但し、デスクトップ側で既にインターネットに接続出来る環境の場合のみ)
なぜわざわざ、赤外線を経由するのか?
あなたは携帯端末とWindows間のデータ転送をする場合にクレードル(シリアルポート)を使っていませんか?
クレードル金属接点は、簡易圧着式であり、また、クレードル側の接点はカバーで覆われることなく、常にほこりや、直接触ってしまうなど、易汚染性である事が容易に想像できる。
Palm III の場合、クレードルとの脱着回数の耐久性の公式スペックはわずか3,000回である。
1日10回クレードルに置けば、保証期間の終わる約1年後には、接触不良となる可能性がある。
赤外線通信の特徴の一つに、物理的接点がないので、接触不良などあり得ない事が上げられる。
使用用途
・職場のWindowsMeマシンのモデムを借りて、ケーブル配線なしで、上司に悟られず、又、職場のPCの通信ログに証拠を残す事なく、個人所有のクライアントモバイル端末でe-mailやインターネットに接続する。
・NTTの赤外線公衆電話や、ノキアの赤外線携帯電話の接続の事前実験に使う。
・ケーブルだらけのPC周りを少しでもすっきりさせたい。(作者はこれである。)
・電気接点の接触不良、又はその予防の為、極力赤外線によるデータ通信を行う。
・専用モデムの購入や、携帯電話の新規加入、又、携帯電話のダイアルアップ接続サービス新規加入の必要がなくなる。
ソフト名: | ソフトIRモデム |
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動作OS: | Windows 98/95 |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | 岡田 宏 |