仮想86を利用し、英語モードのアプリケーションを日本語モードで実行
TRバージョン1.20は、QEMM-386(tm)を利用し使用することができます。TRは、
これらのメモリー管理モジュールに対して、B800Hセグメントに RAM の割り付
けを依頼します。それをシステム・タイマーで監視し、アプリケーションによ
って変更されれば、DOS/V の BIOS コールを使用して画面に表示します。この
ようにして、DOS/V の日本語モードで英語テキスト・アプリケーションを動作
させることができます。RAM の割り付けは、80386 以上のページング機構を利
用するため、残念ながら、8086/80186/80286などの仮想86モードが使えない CP
U では TR を使う事はできません。しかし、ハードウェアEMS で同様のことが
できれば、80286 以下の CPUを搭載したマシーンでも動作可能だと思います。