GO32上で動作するリスプのインタプリタ アセンブリ言語ソース
λογοσ(ロゴス)はGO32上で動作するリスプのインタプリタです。利用
にあたっては、386以上のCPUでGO32が稼働する環境が必要です。GO3
2をお持ちでないかたは、GO32はNIFTYのFFMPROのデータライブラ
リなどで入手する必要があります(GO32本体のみで動きます)。
このリスプの特徴としては次のようなことがあります。
1.コモンリスプに合わせた文法(ただし動的束縛のみサポート)
2.豊富な関数(300以上)
3.高速な処理(アセンブラで記述)
4.GO32の仮想メモリ処理機能を生かし、広大なメモリ空間が使用可能
(MSDOSのみでは無理のあった高度な言語処理の可能性(^_^)?)
作者は自然言語処理のプログラムの作成を最終目標に置いていますので、MSD
OSのメモリ上の制約が大きな問題となります。この点、GO32という優れたD
OSエクステンダの利用により大量のメモリを確保することができるようになりま
した。一方、欠点としては、静的束縛の機能がなく、ファイル入出力の機能が弱い
ことがあげられます。