子プロセスの出力内容から,範囲指定した部分をエディタ画面へ貼り付け
Vz の DOS 画面参照機能の物まねです。子プロセスで実行した DOS コマンド
の出力内容から、範囲指定した部分を「知子/章子/直子」のエディタ画面へ貼
り付けることができます。80186 以上の機種で動作します。
■ 使用方法
console.kit console.ovl とも、KITのディレクトリに置いて下さい。
本KITを起動すると、コマンド入力ボックスが開きますので、実行するコマ
ンドを入力して下さい。[*1]
コマンドが終了すると範囲指定画面に入ります。範囲指定した状態でリターン
キーを押すと、「知子/章子/直子」のカーソル位置にその部分を挿入し、KI
Tを終了します。
範囲確定キーを押した場合は範囲バッファに保存するだけで、「知子/章子/
直子」への書き込みをせずに終了します。あとから範囲複写キーで、任意の位置
にコピーすることになります。[*2]
矩形範囲は指定できません。取り込み可能な大きさは 16 Kbyte まで、行数で
512 行までです。
音声対応版では、GRAPH キーを押しながら上下キーを押すと、カーソル行を自
動的に読み上げます。
note:
[*1] 何も入力せずにリターンキーを押した場合は command.com を起動します。
このときは exit と入力すればKITに復帰します。
コマンドの先頭に * を入力した場合は出力の取り込みを行わず、コマンド
の実行後即座にKITを終了します。単なる DOS コマンド実行KITとし
て利用できます。
[*2] 範囲指定画面で 'E' を押すことによって、再度コマンドが実行できます。