8086でも利用できるXMSドライバ
EMSメモリを利用したXMS規格のメモリマネージャーです。
但し、XMS規格のEMBとUMBの管理を行い、HMAは対象外です。
このプログラムを開発するきっかけになったのは MSDOS6.x 及び Windows3.1(J)
に付属する SMARTDRV.EXE をV30マシン(8086上位互換CPU)上で利用
するのが目的でした。
それでは、どんな環境に有効なのか紹介します。
(1)8088/8086またはV20/V30のマシンなどでは、XMSを
利用できませんが、このプログラムによりEMSを用意していればXMS
を利用できます。
(2)EMSの機能にUMBが存在しても(ハードウェアUMB、仮想86に
よるUMBなど)、DOS5以上ではXMSドライバーが存在しないと
DEVICEHIGH と LH(LOADHIGH)が利用できないが、このプログラムにより
EMSの持つUMBをXMS規格のUMB管理として扱いますので、
CONFIG.SYS に DOS=UMB を記述すればDOSにUMBを提供できます。
(3)EMSとXMSのメモリ容量の管理は動的配分を実現しています。
動的に配分されない例としては HIMEM.SYS と EMM386.EXE の管理する
XMSとEMSの容量を CONFIG.SYS で決める必要があるが、このプロ
グラムでは動的に配分されます。
※最新のHIMEM.SYSとEMM386.EXEは動的に割り振られるらしい。(未確認)
(4)XMS規格をサポートしていない仮想86EMSドライバーでも
(1)と(2)同様にXMS(EMB & UMB)を利用できます。
XMSを利用する主なツールはRAMディスクとかSMARTDRV.EXEが
あります。後者のディスクキャッシュは遅延書き込みをいう機能で遅いディスク
が高速なディスクに変身します。また、XMSの使用により常駐量が少なくなる
ソフトウェアにも有効なプログラムです。
このプログラムは「シェアウェア」です。配布・試用は無料ですが、継続して
使用を希望される場合は、¥1,500をご送金ください。
このソフトは有料ソフトです。
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郵便振替あり
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