A COMPUTER NOVEL #5 ミステリアス不条理ノベル THE I/O CITY
ここは・・・・・・
あたたかく・・・・・・
あんぜんで・・・・・・
おだやかなひかりにみちて・・・・・・
やさしく・・・・・・
ははをおもわせ・・・・・・
とてもいい・・・・・・
俺は目を開けた。 白い部屋にいる。 静かで暖かく、母の胎内を思わせる穏やかな
白い光に満ちたこの部屋・・・・・・
記憶がない。 名前だけは憶えているが、それ以外はなにも思い出せない。
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ここはどこ? 私はだれ?
白い部屋で目覚めた『俺』(君のことです!)は自分の名前以外の全ての
記憶を失っていた。
俺は何者でなんの為にここにいるのか? これからなにをすればよいのか?
全てが乳白色の空白の中にある。 失われた記憶とアイデンティティを求めて君の
旅がはじまる。
あわい白い霧の中にいるような、茫漠模糊とした感覚。 君のアイデンティティは
どこに? 現実と空想の狭間で君はなにを見、なにを体験する?
ソフト名: | THE I/O CITY |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | PC-98 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 中村 清治 |